〇インフルエンザ ：★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行警報が発表されています★県内全域(31.5)の患者報告数は第4週とほぼ同じ水準で、流行のピークを迎えています。 松江圏域(40.8)、大田圏域(38.7)および浜田圏域(30.2)で警報レベル(30.0)を超える流行となっているほか、益田圏域(27.2)、出雲圏域(26.0)、雲南圏域(24.3)および隠岐圏域(18.5)でも注意報レベル(10.0)を超えています。 迅速検査ではすべての圏域でA型が検出されており、B型は大田圏域でごく少数検出されています。

〇感染性胃腸炎 ：★島根県薬事衛生課から冬季の食中毒注意報が発表されています★県内全域(9.7)の患者報告数は横ばいです。 すべての圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(14.0)、松江圏域(12.6)および雲南圏域(11.5)では定点当り10.0人以上でやや流行しているほか、益田圏域(8.3)では第4週(2.7)と比べて増加しています。

〇A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(2.2)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(4.9)および出雲圏域(2.4)で定点当り2.0人以上となり、やや流行しています。

〇水痘 ：県内全域(0.7)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(1.6)および浜田圏域(1.0)で注意報レベル(1.0)以上の流行となっています。

〇RSウイルス感染症 ：県内全域(0.6)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、益田圏域(1.0)は定点当り1.0人以上でやや流行しています。

〇インフルエンザ ：AH1(2009pdm)型およびAH3(香港)型が検出されています。

〇感染性胃腸炎 ：ノロウイルスGIIが検出されています。

〇手足口病 ：コクサッキーウイルスA6型、A9型が検出されています。

〇扁桃炎・咽頭炎 ：アデノウイルス1型、2型、3型が検出されています。

〇咽頭結膜熱 ：アデノウイルス2型が検出されています。

〇熱性疾患 ：RSウイルスおよびヒトメタニューモウイルスが検出されています。

〇肺・気管支炎 ：RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス2型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。