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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第3週 (1/14〜1/20) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](松江圏域2件[1])、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、 百日咳が1件(松江圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行注意報が発表されています★県内全域(27.2)の患者報告数はほぼ倍増し、流行のピークを迎えています。 大田圏域(36.0)、松江圏域(34.2)で警報レベル(30.0)を超えているほか、益田圏域(29.4)、浜田圏域(24.2)、出雲圏域(24.1)および雲南圏域(15.7)では注意報レベル(10.0)以上の流行となっています。 迅速検査ではA型がすべての圏域で検出され、B型は松江圏域でごくわずか検出されています。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(9.3)の患者報告数は増加しています。 すべての圏域で患者発生報告があり、松江圏域(15.1)および出雲圏域(13.8)では冬季の食中毒注意報レベル(10.0)を超える流行となっています。 手洗いをしっかりおこない、食品の取扱いに注意しましょう。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.7)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(3.6)で定点当り2.0人以上とやや流行しているほか、出雲圏域(1.6)、浜田圏域(1.3)および雲南圏域(1.0)で患者発生報告があります。
〇水痘 :県内全域(0.3)の患者報告数は減少しています、出雲圏域(0.8)および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(0.5)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.0)、出雲圏域(0.8)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇手足口病 :県内全域(0.6)の患者報告数は横ばいです。 出雲圏域(2.2)で定点当り2.0人を超えてやや流行しているほか、益田圏域(0.3)および松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型およびAH3(香港)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGI、GIIおよびアデノウイルス2型、3型が検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA6型およびA16型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス1型、2型、3型および5型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス2型および3型が検出されています。
〇熱性疾患 :RSウイルスおよびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルス2型、3型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ増加増加増加 増加増加
感染性胃腸炎横這横這増加 横這横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
RSウイルス感染症横這横這横這 減少報告なし×
手足口病横這横這横這 横這報告なし×
水痘減少減少横這 横這×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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