〇インフルエンザ ：県内全域(3.8)の患者報告数は増加しています。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(6.9)、出雲圏域(4.2)、大田圏域(3.7)、雲南圏域(3.0)、浜田圏域(2.0)で定点当り2.0人以上でやや流行しています。 迅速検査ではA型が検出されています。

〇A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(2.4)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(4.7)および出雲圏域(4.0)で定点当り2.0人を超えてやや流行しているほか、雲南圏域(1.0)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。

〇感染性胃腸炎 ：県内全域(8.1)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(16.3)では第49週から引き続き、冬季の食中毒注意報レベル(10.0)を超えて流行しています。 また、出雲圏域(8.6)および雲南圏域(5.0)では定点当り5.0人以上とやや流行しています。

〇水痘 ：県内全域(0.9)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(1.7)、雲南圏域(1.5)および益田圏域(1.0)で注意報レベル(1.0)以上の流行となっているほか、出雲圏域(0.4)で患者発生報告があります。

〇RSウイルス感染症 ：県内全域(0.9)の患者報告数は横ばいです。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、浜田圏域(1.7)および出雲圏域(1.2)では定点当り1.0人を超えてやや流行しています。

〇手足口病 ：県内全域(0.8)の患者報告数はやや減少しています。 出雲圏域(2.4)では定点当り2.0人を超える流行となっているほか、松江圏域(0.7)および益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。

〇流行性角結膜炎 ：出雲圏域の眼科定点で患者発生報告があります。

〇インフルエンザ ：AH1（2009pdm）型が検出されています。

〇感染性胃腸炎 ：ノロウイルスGI、GIIおよびアデノウイルス２型、３型が検出されています。

〇扁桃炎・咽頭炎 ：アデノウイルス1型、2型、3型および5型が検出されています。

〇咽頭結膜熱 ：アデノウイルス2型が検出されています。

〇熱性疾患 ：RSウイルスおよびヒトメタニューモウイルスが検出されています。

〇肺・気管支炎 ：RSウイルス、アデノウイルス2型、3型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。