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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第51週 (12/17〜12/23) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件(浜田圏域1件、大田圏域1件)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(雲南圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(1.7)は増加し、流行期入りの指標である定点当り1.0人を超えています。 大田圏域(3.3)、隠岐圏域(3.0)、松江圏域(2.3)および出雲圏域(2.3)では定点当り2.0人を超えてやや流行しているほか、雲南圏域(0.7)および益田圏域(0.2)で患者発生報告があります。 迅速検査ではA型が松江圏域、雲南圏域、出雲圏域、益田圏域、および隠岐圏域で、B型が出雲圏域で検出されています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.0)の患者報告数は増加しています。 松江圏域(7.7)および出雲圏域(2.4)で定点当り2.0人以上とやや流行しているほか、雲南圏域(0.5)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(9.0)の患者報告数は増加しています。 すべての圏域で患者発生報告があり、松江圏域(14.7)および出雲圏域(10.6)では冬季の食中毒注意報レベル(10.0)を超える流行となっています。
〇水痘 :県内全域(1.0)の患者報告数は増加し、注意報レベル(1.0)の流行となっています。 松江圏域(2.0)で警報レベル(2.0)の、出雲圏域(1.6)で注意報レベルの流行となっているほか、雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(1.0)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、浜田圏域(3.3)で定点当り2.0人を超えてやや流行しています。
〇手足口病 :県内全域(1.3)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、出雲圏域(3.6)、雲南圏域(2.5)および隠岐圏域(2.0)では定点当り2.0人以上の流行となっています。
〇流行性角結膜炎 :出雲圏域(2.0)の眼科定点から患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGI、GIIおよびアデノウイルス2型、3型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス1型、2型、3型および5型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス2型が検出されています。
〇熱性疾患 :RSウイルスおよびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :RSウイルス、アデノウイルス2型、3型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這横這
A群溶連菌咽頭炎増加増加横這 横這横這×
感染性胃腸炎増加増加増加 横這横這
RSウイルス感染症横這横這横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這横這
水痘増加増加増加 横這×報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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