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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2019年 第1週 (12/31〜1/6) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、 腸管出血性大腸菌感染症が1件(雲南圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、 百日咳が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇インフルエンザ :県内全域(8.8)の患者報告数は増加しています。 松江圏域(15.8)では注意報レベル(10.0)を超える流行となっているほか、浜田圏域(9.2)、益田圏域(7.4)、雲南圏域(6.3)および大田圏域(5.7)では定点当り5.0人を超えてやや流行しています。 迅速検査ではA型が検出されています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(0.7)の患者報告数は減少しています。 出雲圏域(1.4)および松江圏域(1.0)で定点当り1.0人以上となっているほか、益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇感染性胃腸炎 :県内全域(4.6)の患者報告数は減少しています。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(10.1)では2018年第49週から引き続き、冬季の食中毒注意報レベル(10.0)を超えて流行しています。
〇水痘 :県内全域(0.4)の患者報告数は減少しています。 出雲圏域(0.8)、大田圏域(0.5)、松江圏域(0.4)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(0.4)の患者報告数はやや減少しています。 益田圏域(1.0)で定点当り1.0人とやや流行しているほか、松江圏域(0.4)、出雲圏域(0.4)および浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇手足口病 :県内全域(0.5)の患者報告数はやや減少しています。 出雲圏域(1.0)および浜田圏域(1.0)では定点当り1.0人でやや流行しているほか、雲南圏域(0.5)、松江圏域(0.3)および益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇インフルエンザ :AH1(2009pdm)型が検出されています。
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGI、GIIおよびアデノウイルス2型、3型が検出されています。
〇扁桃炎・咽頭炎 :アデノウイルス1型、2型、3型および5型が検出されています。
〇咽頭結膜熱 :アデノウイルス2型が検出されています。
〇熱性疾患 :RSウイルスおよびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
〇肺・気管支炎 :RSウイルス、アデノウイルス2型、3型およびパラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ増加増加横這 増加横這
A群溶連菌咽頭炎減少減少横這 横這横這×
感染性胃腸炎減少横這減少 減少横這×
RSウイルス感染症横這横這横這 減少報告なし×
手足口病横這横這減少 横這横這×
水痘横這減少横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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