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前月へ 島根県感染症情報(月報) 2017年12月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が9件[1](松江圏域4件、出雲圏域3件[1]、浜田圏域1件、益田圏域1件)、 つつが虫病が2件(益田圏域1件、隠岐圏域1件)、 デング熱が1件(出雲圏域)、 梅毒が1件[1](松江圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 10月 1,118件 11月 968件 12月 2,536件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
○インフルエンザ :(35.4)。 県内全域の患者報告数は急増し、第51週[10.7]には注意報レベル[10.0]を超えました。 益田圏域(83.4)で第50週〜52週、出雲圏域(41.3)で第51、52週、松江圏域(29.2)、雲南圏域(22.3)および大田圏域(21.0)に注意報レベルを超える流行となっているほか、隠岐圏域および浜田圏域で患者発生報告があります。 すべての圏域でA型が、浜田圏域および隠岐圏域を除く圏域ではB形も検出(迅速診断)されています。
○感染性胃腸炎 :(25.4)。 県内全域の患者報告数は増加しています。 大田圏域(36)、松江圏域(32)、出雲圏域(31)、雲南圏域(27)および益田圏域(25)でやや流行しているほか、浜田圏域で患者発生報告があります。 手洗いの励行と食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :(13.7)。 県内全域の患者報告数は増加しています。 隠岐圏域(16)で第49週[9.0]に警報レベル[8.0]以上の流行となっています。 出雲圏域(25)、松江圏域(20)および雲南圏域(12)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。 合併症を予防するために早期診断と確実な治療が重要です。
○手足口病 :(3.7)。 県内全域の患者報告数はやや減少しています。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○RSウイルス感染症 :(2.3)。 県内全域の患者報告数は減少しています。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。 乳幼児では重症化する場合があり、注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :(1.6)。 県内全域の患者報告数はほぼ横ばいです。 大田圏域(7)で第50週[3.0]に注意報レベル[3.0]を以上の流行となっています。 出雲圏域(4)やや流行しているほか、松江圏域および益田圏域で患者発生報告があります。 有効な予防方法は予防接種で、現在、任意予防接種として1歳以上で接種することができます。
○咽頭結膜熱 :(1.2)。 雲南圏域、大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
発生推移グラフ グラフ凡例
インフルエンザ報告推移グラフ 感染性胃腸炎報告推移グラフ
3)眼科定点報告
流行性角結膜炎が4件(浜田圏域)の患者発生報告があります。手洗い等感染予防を心掛けましょう。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が4件、性器ヘルペスウイルス感染症が1件および淋菌感染症が5件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
○無菌性髄膜炎 :1件。出雲圏域1件の患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :4件。益田圏域3件および出雲圏域1件の患者発生報告があります。
○メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :25件。地区別では西部からの報告が19件(76%)を、年代別では70歳以上が18件(72%) を占めています。  
2.病原体検出情報(2017年11月〜2017年12月の検出結果)
 インフルエンザ様患者からインフルエンザウイルスAH1(2009pdm)型、AH3(香港)型およびB(山形系統)型が検出されています。 感染性胃腸炎からノロウイルスGU型およびアデノウイルス1型、2型およびエコーウイルス7型が検出されています。 咽頭結膜熱からアデノウイルス2型が検出されています。 手足口病からコクサッキーウイルスA16型、B2型、エンテロウイルス71型およびアデノウイルス2型が検出されています。 肺・気管支炎からRSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、コクサッキーウイルスA10型およびアデノウイルス2型、5型が検出されています。 咽頭炎や扁桃炎からアデノウイルス1型、2型、5型、RSウイルス、およびエコーウイルス3型、7型が検出されています。 熱性疾患からインフルエンザウイルスAH3(香港)型、コクサッキーウイルスB4型、エコーウイルス7型、RSウイルスおよびヒトメタニューモウイルスが検出されています。
2017年11月から2017年12月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーAコクサッキーBエコーエンテロインフルエンザRS ヒトメタニューモノロ合計
12510162 43771AH1AH3 ByamG2
インフルエンザ           2973 1 40
咽頭結膜熱 2               2
感染性胃腸炎13       1      914
手足口病 1  41    8      14
咽頭炎4 4    12     11 13
扁桃炎13               4
肺・気管支炎 311          57 17
熱性疾患      1  4  1 32 11
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