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前月へ 島根県感染症情報(月報) 2017年11月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が10件[3](松江圏域3件[1]、出雲圏域6件[2]、益田圏域1件)、 アメーバ赤痢が1件(松江圏域)、 梅毒が1件(出雲圏域)、 破傷風が1件(出雲圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が2件(松江圏域1件、浜田圏域1件)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 9月 1,470件 10月 1,118件 11月 968件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
○インフルエンザ :(1.1)。 益田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。 松江・雲南・出雲・大田・浜田圏域ではA型が、出雲圏域ではB型も検出(迅速診断)されています。
○感染性胃腸炎 :(18.2)。 県内全域の患者報告数はほぼ横ばいです。 松江圏域(27)、大田圏域(27)および出雲圏域(23)でやや流行しているほか、各圏域で患者発生報告があります。 手洗いの励行と食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :(7.9)。 県内全域の患者報告数はほぼ横ばいです。 松江圏域(14)および出雲圏域(12)でやや流行しているほか、大田圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。 合併症を予防するために早期診断と確実な治療が重要です。
○手足口病 :(4.2)。 県内全域の患者報告数はやや減少しています。 出雲圏域(10)で第44週[5.4]に警報レベル[5.0]を超える流行となっているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○RSウイルス感染症 :(3.7)。 県内全域の患者報告数は減少しています。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。 乳幼児では重症化する場合があり、注意が必要です。
○流行性耳下腺炎 :(1.8)。 県内全域の患者報告数はほぼ横ばいです。 大田圏域(4)で第48週[3.0]に注意報レベル[3.0]以上の流行となっています。 出雲圏域(5)やや流行しているほか、松江圏域および雲南圏域で患者発生報告があります。 有効な予防方法は予防接種で、現在、任意予防接種として1歳以上で接種することができます。
○咽頭結膜熱 :(1.1)。 大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
発生推移グラフ グラフ凡例
感染性胃腸炎報告推移グラフ A群溶連菌咽頭炎報告推移グラフ
3)眼科定点報告
流行性角結膜炎が3件(出雲圏域2件、浜田圏域1件)の患者発生報告があります。手洗い等感染予防を心掛けましょう。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が6件、性器ヘルペスウイルス感染症が3件および淋菌感染症が3件の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
○細菌性髄膜炎 :1件。出雲圏域1件の患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :2件。松江圏域1件および大田圏域1件の患者発生報告があります。
○クラミジア肺炎 :2件。出雲圏域2件の患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :1件。出雲圏域1件の患者発生報告があります。
○メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :24件。地区別では西部からの報告が14件(58%)を、年代別では70歳以上が18件(75%) を占めています。
○薬剤耐性緑膿菌感染症 :1件。西部で70歳代以上1件の報告があります。
2.病原体検出情報(2017年10月〜2017年11月の検出結果)
 インフルエンザ様患者からインフルエンザウイルスAH3(香港)型が検出されています。 感染性胃腸炎からノロウイルスGU型が検出されています。 咽頭結膜熱からアデノウイルス2型が検出されています。 手足口病からコクサッキーウイルスA2、A10、A16型、エンテロウイルス71型およびアデノウイルス2型が検出されています。 ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA2型、10型およびライノウイルスが検出されています。 肺・気管支炎からパラインフルエンザウイルス1型、RSウイルス、ライノウイルス、ヒトメタニューモウイルス、コクサッキーウイルスA10型、B4型、エコーウイルス3型およびアデノウイルス1型、5型が検出されています。 咽頭炎や扁桃炎からアデノウイルス1型、5型、RSウイルス、ライノウイルス、パラインフルエンザウイルス1型およびコクサッキーウイルスA10型、B2型が検出されています。 熱性疾患からインフルエンザウイルスAH3(香港)型、コクサッキーウイルスB2型、B4型、エコーウイルス7型、RSウイルスおよびライノウイルスが検出されています。
2017年10月から2017年11月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノコクサッキーAコクサッキーBエコーエンテロインフルエンザパラインフルエンザ RSライノヒトメタニューモノロヘルペス合計
12521016 243771AH3 1G21
インフルエンザ            2       2
咽頭結膜熱 2                  2
感染性胃腸炎                 13  13
手足口病 1 114     10       17
ヘルパンギーナ   11          1  14
咽頭炎1 4 1 1   11 231   15
扁桃炎1                   1
肺・気管支炎1 1 2  11    11034  24
熱性疾患      11  1 1 21   7
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