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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第52週 (12/21〜12/27) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](松江圏域)、梅毒が2件[1](松江圏域1件[1]、出雲圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :雲南圏域(0.7)、出雲圏域(0.7)、益田圏域(0.4)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。 雲南・出雲・松江圏域の医療機関でA型が検出(迅速診断)されており、今後の動向に注意が必 要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(4.2)の患者報告数は過去5年間の同期と比較して多い状況が続いています。 特に、松江圏域(7.9)及び出雲圏域(4.8)で増加傾向を示しているほか、雲南圏域(3.5)、大田圏域(2.5)及び益田圏域(2.0)で患者発生報告があり注意が必要です。
○RSウイルス感染症 :県内全域(2.1)の患者報告数は第50週をピークに減少していますが、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告が続いています。
〇咽頭結膜熱 :出雲圏域(2.4)、松江圏域(1.0)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :大田圏域(2.0)、益田圏域(2.0)、松江圏域(0.4)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
○流行性角結膜炎 :松江圏域(1.0)及び浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。学校欠席者情報収集システムによると、松江圏域で患者発生報告が続いています。手洗い等感染予防を心掛けましょう。
〇マイコプラズマ肺炎 :大田圏域(1.0)及び浜田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :東部の散発例から第45週にB型(山形系統)、第48週にA香港型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域でノロウイルスGUが多数検出されているほか、東部でサポウイルス、エンテリック・アデノウイルス、中部でA群ロタウイルス、サポウイルスも散発的に検出されています。
○肺・気管支炎 :9月〜10月の患者検体からエンテロウイルス68型、RSウイルス、ライノウイルスが検出されています。
○熱性疾患 :第48週に、西部でRSウイルスが検出されています。
○手足口病 :第47週に、中部でCA6が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
感染性胃腸炎横這横這横這 横這増加
A群溶連菌咽頭炎増加増加増加 横這横這×
RSウイルス感染症減少横這横這 減少横這×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這 横這報告なし×
流行性角結膜炎横這横這横這× 横這報告なし×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
咽頭結膜熱発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ
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