○インフルエンザ ：松江圏域(0.2)、益田圏域(0.2)及び出雲圏域(0.1)でB型(迅速診断キット)の患者発生報告があり、今後の動向に注意が必要です。

○感染性胃腸炎 ：県内全域(10.0)の患者報告数は増加傾向です。特に、松江圏域(17.3)及び出雲圏域(13.8)では定点当り10.0人を超える流行となっています。 手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。

○RSウイルス感染症 ：県内全域(1.5)の患者報告数は第44週に比べ減少していますが、出雲圏域(4.0)で流行しているほか、松江圏域(1.3)、雲南圏域(1.0)、益田圏域(1.0)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。

○A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域(1.8)の患者報告数は過去5年間の同期と比較して多い状況ですが、第42週をピークにやや減少傾向です。

○手足口病 ：雲南圏域(4.0)で患者報告数が増加しているほか、出雲圏域(1.4)、浜田圏域(1.0)、益田圏域(0.7)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。

○水痘 ：雲南圏域(1.0)、松江圏域(0.7)及び出雲圏域(0.6)で患者発生報告があります。

○咽頭結膜熱 ：出雲圏域(1.6)、松江圏域(0.3)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。

○流行性角結膜炎 ：松江圏域(1.0)及び出雲圏域(1.0)で患者発生報告があります。

○マイコプラズマ肺炎 ：雲南圏域(2.0) 、浜田圏域(2.0)及び大田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。

○感染性胃腸炎 ：ノロウイルスG2が多数検出されています。

○インフルエンザ ：第43週の出雲圏域での学級閉鎖措置学校の患者からB型インフルエンザウイルス(山形系統)が分離されました。 今シーズンB型(山形系統)の検出報告があるのは沖縄県と神奈川県です。

○手足口病 ：検出数は減少していますが、中部でコクサッキーウイルスA16型、西部でコクサッキーウイルスA6型が検出されています。

○無菌性髄膜炎 ：中部、西部で散発的な発生が続いており、髄液等からコクサッキーウイルスA9型、B3型、B5型、エコーウイルス3型、18型と多種類のウイルスが分離されています。

○熱性疾患 ：コクサッキーウイルスA9型、A10型、エコーウイルス3型、16型、18型が検出されています。