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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が1件(益田圏域)、腸チフスが1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ
:益田圏域(0.4)及び出雲圏域(0.2)でB型(迅速診断キット)の患者発生報告があり、今後の動向に注意が必要です。
また、これらの圏域では、学級閉鎖措置学校が各々1校あります。
○RSウイルス感染症
:県内全域(2.2)の患者報告数は第43週に比べ増加しています。特に、松江圏域(4.3)で増加しているほか、
出雲圏域(3.0)、雲南圏域(1.5)及び益田圏域(0.7)で患者発生報告があり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(2.4)の患者報告数は過去5年間の同期と比較して多い状況です。松江圏域(4.3)
及び雲南圏域(2.5)のほか、浜田圏域を除く各圏域で患者発生報告があり注意が必要です。
○感染性胃腸炎
:県内全域(7.2)の患者報告数はほぼ横ばいですが、松江圏域(15.4)で増加傾向を示しているほか、
大田圏域(7.5)、雲南圏域(6.0)、出雲圏域(5.8)及び浜田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
○手足口病
:県内全域(1.1)の患者報告数は第43週に比べ減少していますが、出雲圏域(2.4)及び雲南圏域(2.0)で定点当り2.0人を超える流行が続いているほか、浜田圏域(1.7)、益田圏域(1.0)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○水痘
:雲南圏域(2.0)及び出雲圏域(1.2)で患者報告数が増加傾向を示しているほか、浜田圏域(0.7)、松江圏域(0.6)及び益田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○咽頭結膜熱
:出雲圏域(2.0)及び松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
〇インフルエンザ
:出雲圏域の学級閉鎖措置学校の患者からB型インフルエンザウイルス(山形系統)が分離されました。
今シーズンB型(山形系統)の検出報告があるのは沖縄県と神奈川県です。
○手足口病
:検出数は減少していますが、中部でコクサッキーウイルスA16、西部でコクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○無菌性髄膜炎
:散発的な発生が続いており、髄液等からコクサッキーウイルスA9型、B5型、エコーウイルス3型、18型が分離されています。
○熱性疾患
:コクサッキーウイルスA9型、A10型、エコーウイルス3型、16型、18型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスG2が検出されています。