トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第35週 (8/24〜8/30) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 腸管出血性大腸菌感染症(0157)が15件(益田圏域)、日本紅斑熱が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内全域(2.9)の患者報告数は第34週に比べ減少していますが、隠岐圏域(8.0)及び大田圏域(5.0)で警報レベル(5.0)を超える流行が続いているほか、 出雲圏域(3.8)、益田圏域(3.7)及び浜田圏域(3.3)で定点当り2.0人を超える流行が続いており、引き続き注意が必要です。
○RSウイルス感染症 :県内全域(1.7)の患者報告数は増加傾向を示しています。特に、松江圏域(3.3)及び出雲圏域(2.8)で増加しているほか、 雲南圏域(0.5)でも患者発生報告があり注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :県内全域(1.2)の患者報告数は増加傾向を示しています。特に、出雲圏域(3.8)で再び警報レベル(3.0)を超える流行となっているほか、 益田圏域(1.7)及び松江圏域(0.4)で増加しており注意が必要です。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(1.2)の患者報告数は第34週に比べ増加しています。雲南圏域(2.0)、浜田圏域(2.0)で定点当り2.0人を超える流行となっているほか、 大田圏域(1.5)、益田圏域(1.3)、松江圏域(0.9)及び出雲圏域(0.8)で患者発生報告があり、今後の動向に注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.6)の患者報告数は例年の同期と比較し多い状態が続いていますが、第30週以降ほぼ横ばいです。 松江圏域(3.3)、出雲圏域(1.8)及び益田圏域(1.3)で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域(4.8)の患者報告数はほぼ横ばいです。
〇マイコプラズマ肺炎 :松江圏域(3.0)の基幹定点病院で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○無菌性髄膜炎 :中部でエコーウイルス3型、18型が検出されています。
○手足口病 :東部・中部・西部でコクサッキーウイルスA16型が検出されているほか、東部では再びコクサッキーウイルスA6型も検出されました。
○肺・気管支炎 :パラインフルエンザウイルス1型、3型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG1、G2、サポウイルスが検出されています。
○発疹症 :コクサッキーウイルスA9型、エコーウイルス18型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病減少減少減少 増加減少
RSウイルス感染症増加増加増加 報告なし×報告なし×
咽頭結膜熱増加横這増加 増加報告なし×
ヘルパンギーナ横這横這横這 増加報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター
アクセスカウンターアクセスカウンター