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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が1件[1](益田圏域)、腸管出血性大腸菌感染症(O157)が51件[35](益田圏域)、レジオネラ症が1件(大田圏域)、
梅毒が1件(益田圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○RSウイルス感染症
:県内全域(2.4)の患者報告数は第31週以降増加傾向が続いています。
特に、松江圏域(4.6)、雲南圏域(3.5)及び出雲圏域(3.2)で増加しており注意が必要です。
○手足口病
:県内全域(2.0)の患者報告数は減少していますが、益田圏域(3.7)、雲南圏域(3.5)、
出雲圏域(2.4)及び浜田圏域(2.0)で定点当り2.0人を超える流行が続いており、引き続き注意が必要です。
○咽頭結膜熱
:県内全域(0.9)の患者報告数は第35週に比べ減少していますが、出雲圏域(3.2)で第35週以降再び警報レベル(3.0)を超える流行となっているほか、
益田圏域(1.3)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(1.9)の患者報告数は例年の同期と比較し多い状態が続いています。
第34週以降やや増加傾向で、松江圏域(3.0)、隠岐圏域(3.0)、出雲圏域(2.4)、益田圏域(2.0)及び雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ
:県内全域(0.9)の患者報告数は第35週に比べ減少しています。
○感染性胃腸炎
:県内全域(6.4)の患者報告数は第35週に比べ増加しています。
○無菌性髄膜炎
:大田圏域(4.0)及び出雲圏域(1.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
〇マイコプラズマ肺炎
:出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎
:中部でエコーウイルス3型、18型が検出されています。
○肺・気管支炎
:6、7月にはパラインフルエンザウイルス1型、3型が検出されていましたが、8月下旬から東部・中部でRSウイルスが検出されています。
○手足口病
:東部・中部・西部でコクサッキーウイルスA16型が検出されているほか、東部では再びコクサッキーウイルスA6型も検出されました。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスG1、G2、サポウイルスが検出されています。
○発疹症
:コクサッキーウイルスA9型、エコーウイルス18型が検出されています。