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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が2件(益田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病
:県内全域(2.3)の患者報告数は第21週に比べやや減少していますが、大田圏域(6.5)では増加し警報レベル(5.0)を超える流行となっています。また、松江圏域(2.7)及び益田圏域(2.0)で定点当り2.0人を超える流行となっており注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎
:県内全域(2.8)の患者報告数は減少傾向ですが、例年の同期と比較し多い状態が続いています。益田圏域(5.0)で定点当り4.0人を超える流行となっています。
○咽頭結膜熱
:県内全域(1.3)の患者報告数はほぼ横ばいですが、出雲圏域(3.6)では警報レベル(3.0)を超える流行となっており注意が必要です。
○感染性胃腸炎
:県内全域(7.2)の患者報告数は第21週に比べやや増加傾向です。松江圏域(9.9)、大田圏域(9.0)、雲南圏域(8.0)、出雲圏域(7.2)及び益田圏域定点(6.3)では患者報告数が定点当り5.0人を超える流行となっています。また、益田圏域の基幹病院定点から、ロタウイルスによる患者発生報告が10件あり増加傾向です。手洗いの励行をし、食品の取り扱いに注意しましょう。
○流行性耳下腺炎
:浜田圏域(0.3)、出雲圏域(0.2)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○伝染性紅斑
:出雲圏域(0.4)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○手足口病
:浜田圏域の患者からはコクサッキーウイルスA16型が、松江・雲南・出雲圏域の患者からはコクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○咽頭結膜熱
:アデノウイルス1型、2型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスG1、エンテリックアデノウイルスが検出されています。
○肺・気管支炎
:ヒトメタニューモウイルス、エコーウイルス3型が検出されています。