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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2015年 第19週 (5/4〜5/10) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内全域(1.8)の患者報告数は減少傾向です。雲南圏域(3.5)及び松江圏域(3.4)では、定点 当り2.0人を超える流行が続いており、引き続き注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(3.1)の患者報告数はやや減少傾向ですが、例年の同期と比較して多い状態 が続いています。出雲圏域(4.6)及び松江圏域(4.4)で定点当り3.0人を超える流行が続いて います。
○咽頭結膜熱 :県内全域(0.3)の患者報告数は減少しています。出雲圏域(0.8)、浜田圏域(0.3)、益田圏域 (0.3)及び松江圏域(0.1)から患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域(3.8)の患者報告数は減少傾向です。松江圏域(6.6)及び大田圏域(5.0)では定点 当り5.0人を超える患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :浜田圏域(1.7)、 隠岐圏域(1.0)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
○インフルエンザ :県内全域(1.2)の患者報告数は第17週以降ほぼ横ばいです。雲南圏域(2.3)、松江圏域(2.2 )及び大田圏域(1.3)で定点当り1.0人を超える患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :第17週から流行が始まった浜田圏域の患者からコクサッキーウイルスA16型が検出されま した。松江・雲南・出雲圏域の患者からは引き続き、コクサッキーウイルスA6型が検出さ れています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2、エンテリックアデノウイルス、アデノウイルス2型、5型が検出されています。
○インフルエンザ :患者減少に伴い、検出株数も減少しています。4月はB型のみが検出されました。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、エコーウイルス3型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病減少減少減少 横這横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這×
咽頭結膜熱減少横這減少 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這減少 減少報告なし×
流行性耳下腺炎横這横這横這× 横這横這
インフルエンザ横這横這横這 横這横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ
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