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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第21週 (5/19〜5/25) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、腸管出血性大腸菌(O121)感染症が3件[2] (出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の患者報告数(0.7)は減少傾向です。出雲圏域(1.4)、松江圏域(0.8)、益田 圏域(0.4)及び大田圏域(0.3)で患者発生報告があります
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(9.1)は増加傾向です。全ての圏域で患者発生報告があります。 大田圏域(25.0)では警報レベル(20.0)を超えた流行があり、松江圏域(14.4)では定 点当りの患者報告数が10人を超えた流行となっています。   
○咽頭結膜熱 :県内全域の患者報告数(0.8)は減少傾向です。出雲圏域(2.0)、松江圏域(0.9)、益田 圏域(0.7)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(4.4)は増加しています。大田圏域を除く各圏域で患者発生報 告があります。益田圏域(8.0)では警報レベル(8.0)の流行があり、出雲圏域(6.2)及 び松江圏域(5.7)でも増加しています。
○水痘 :雲南圏域及び浜田圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :県内全域の患者報告数(1.1)は増加傾向です。大田圏域(4.0)、益田圏域(4.0)及び  出雲圏域(0.5)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :B型が継続的に検出されているほか、A2009(AH1)型、A香港(AH3)型が散発的に検出さ れています。
○感染性胃腸炎 :A群ロタウイルスのほか、ノロウイルスG1型、G2型、アストロウイルス、エンテリッ クアデノ、ヒトボカウイルスなど多種類のウイルスが検出されています。
○肺・気管支炎 :アデノウイルス5型、ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルス、RSウイルス、パ ラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
○手足口病 :中部でエンテロウイルス71型が検出されました。
○熱性疾患 :アデノウイルス1型、3型、5型、ライノウイルス、サフォードカルディオウイルスが 検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
インフルエンザ横這横這横這 横這
感染性胃腸炎横這横這横這 増加
咽頭結膜熱減少減少減少 横這
水痘横這減少横這 横這
A群溶連菌咽頭炎急増急増増加 増加
ロタウイルス増加報告なし×減少 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
凡例
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