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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第22週 (5/26〜6/1) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、日本紅斑熱が1件(益田圏域)報告されてい ます。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の患者報告数(0.5)は減少しています。松江圏域(1.5)及び出雲圏域(0.3)で 患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(8.4)は増加傾向です。隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告 があり、松江圏域(13.0)及び大田圏域(12.0)では定点当りの患者報告数が10人を超え た流行が続いています。
○咽頭結膜熱 :県内全域の患者報告数(0.6)は減少傾向です。松江圏域(1.0)、益田圏域(0.7)、出雲 圏域(0.6)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(4.3)は増加しています。大田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域 で患者発生報告があります。出雲圏域(6.4)、松江圏域(6.3)及び益田圏域(5.0)では 定点当り5人以上の流行が続いています。
○ヘルパンギーナ :県内全域の患者報告数(0.7)は増加傾向です。大田圏域及び隠岐圏域を除く各圏域で 患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :益田圏域(4.0)から患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :B型、A香港(AH3)型が散発的に検出されています。
○感染性胃腸炎 :A群ロタウイルスのほか、ノロウイルスG1型、G2型、アストロウイルス、エンテリッ クアデノウイルス、サポウイルスなど多種類のウイルスが検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型、2型、3型が検出されています。
○肺・気管支炎 :アデノウイルス5型、ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルス、RSウイルス、パ ラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
○熱性疾患 :アデノウイルス1型、3型、5型、ライノウイルス、サフォードカルディオウイルスが 検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
インフルエンザ横這横這横這 横這×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
咽頭結膜熱横這減少横這 横這
ヘルパンギーナ増加横這増加 横這
A群溶連菌咽頭炎急増急増増加 増加
ロタウイルス減少報告なし×減少× 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
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推移グラフ一覧
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