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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第20週 (5/12〜5/18) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(松江圏域)、A型肝炎が2件(浜田圏域)、侵襲性肺炎 球菌が2件(松江圏域1件、出雲圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の患者報告数(0.9)は減少しています。隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報 告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(8.8)は増加傾向です。隠岐圏域及び浜田圏域以外の圏域では 定点あたり患者報告数が6人を超えており、松江圏域(14.9)及び大田圏域(10.5)では定点当りの患者報告数が10人を超えた流行となっています。
○咽頭結膜熱 :県内全域の患者報告数(0.8)は減少傾向です。松江圏域(1.6)、出雲圏域(0.8)、浜田 圏域(0.7)及び益田圏域(0.7)で患者発生報告があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(2.6)は増加しています。大田圏域を除く各圏域で患者発生報 告があり、特に益田圏域(5.3)及び出雲圏域(3.6)で増加しています。
○水痘 :益田圏域(6.3)で注意報レベル(4.0)を超える流行となっています。
○感染性胃腸炎(ロタ) :県内全域の患者報告数(1.5)は増加しています。大田圏域(6.0)、益田圏域(5.0)及 び出雲圏域(0.5)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :B型は継続的に検出されていますが、A2009(AH1)型、A香港(AH3)型は散発的な検出に なりました。
○感染性胃腸炎 :第14週以降、A群ロタウイルスが優位に検出されています。その他、ノロウイルスG1 型、G2型、エンテリックアデノ、ヒトボカウイルスが検出されています。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルス、RSウイルス、パラインフルエンザウイ ルス3型が検出されています。
○熱性疾患 :ライノウイルス、サフォードカルディオウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
インフルエンザ横這横這横這 横這
感染性胃腸炎横這横這横這 増加
咽頭結膜熱減少減少急減 横這
水痘横這横這横這 増加
A群溶連菌咽頭炎増加横這横這 増加
ロタウイルス増加報告なし×減少 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
凡例
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