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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第18週 (4/28〜5/4) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(松江圏域)、A型肝炎が1件(松江圏域)、アメーバ赤 痢が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の患者報告数(3.5)は減少傾向ですが、雲南圏域(6.3)及び出雲圏域(5.6)で はやや患者数が多い状況が続いています。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(7.4)は増加傾向です。特に松江圏域(14.3)では増加しています。
○咽頭結膜熱 :松江圏域(2.3)では第16週からほぼ横ばいの流行となっています。出雲圏域(1.2)では 患者が減少しています。県内全域の患者報告数(1.0)も減少しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(0.9)は、減少しています。
○水痘 :県内全域の患者報告数(1.9)は増加傾向で、益田圏域(6.0)では注意報レベル(4.0)を 超える流行となり注意が必要です。
○感染性胃腸炎(ロタ) :県内全域の患者報告数(1.1)は第15週からほぼ横ばいの流行となっています。出雲 圏域(2.5)、雲南圏域(2.0)、益田圏域(2.0)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :検出数は減少していますが、A2009(AH1)型、A香港(AH3)型、B型が継続的に検出され ています。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルスが検出されています。
○感染性胃腸炎 :第14週以降、A群ロタウイルスの検出数が増加しています。その他、ノロウイルスG1 型、エンテリックアデノが検出されています。
○熱性疾患 :アデノウイルス4型が検出されています。アデノウイルス4型は咽頭炎、咽頭結膜熱、 感染性胃腸炎からも検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
インフルエンザ横這横這横這 横這
感染性胃腸炎横這増加横這 横這
咽頭結膜熱横這増加減少 減少×
水痘増加増加横這 増加
A群溶連菌咽頭炎減少横這減少 横這
ロタウイルス増加報告なし×横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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