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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第17週 (4/21〜4/27) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件[1](松江圏域2件[1]、雲南圏域1件)、腸管出血性大腸 菌感染症が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の患者報告数(3.7)は減少傾向ですが、大田圏域(第16週1.7→第17週6.0)及 び出雲圏域(第16週3.1→第17週4.7)では第16週と比べ増加しています。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者報告数(7.0)は、やや増加傾向です。特に松江圏域(11.0)、出雲圏域 (8.8)及び雲南圏域(7.0)で増加傾向です。   
○咽頭結膜熱 :出雲圏域(8.4)及び松江圏域(3.4)で警報レベル(3.0)を超える流行が続いています。 県内全域の患者報告数(3.1)も警報レベルを超える流行となり注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(1.8)は、第15週から横ばいの流行となっています。
○水痘 :隠岐圏域(5.0)及び益田圏域(4.3)では注意報レベル(4.0)を超える流行となり、県内 全域の患者報告数(1.8)も増加しています。
○感染性胃腸炎(ロタ) :雲南圏域(3.0)、益田圏域(2.0)及び出雲圏域(1.0)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :B型の検出割合が高いですが、A2009(AH1)型、A香港(AH3)型も継続的に検出されてい ます。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、ライノウイルスが検出されています。
○感染性胃腸炎 :第14週以降、A群ロタウイルスの検出数が増加しています。その他、ノロウイルスG1 型、エンテリックアデノが検出されています。
○熱性疾患 :アデノウイルス4型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
インフルエンザ横這横這減少 横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
咽頭結膜熱急増増加急増 横這
水痘増加横這横這 増加
A群溶連菌咽頭炎増加増加横這 横這
ロタウイルス増加報告なし×横這 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
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