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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第10週 (3/3〜3/9) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件[1](松江圏域1件、出雲圏域1件、浜田圏域1件[1])、クロイツフェルト・ヤコブ病が1件(浜田圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行注意報が発表されています。★
県内全域(21.5)で注意報レベル(10.0)を超える流行が続いています。迅速診断では、A型、B型ともに県内全域で検出されています。 うがい・手洗い等感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から冬季の食中毒警報が発表されています。★
県内全域(6.2)の患者報告数は、2月中旬以降ほぼ横ばいです。引き続き、手洗い等感染予防を心掛けましょう。
○咽頭結膜熱 :出雲圏域(9.0)及び雲南圏域(3.5)で患者報告数が急増し、警報レベル(3.0)を超える 流行となっているほか、松江圏域(2.3)でも流行が続いており注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部(4.6)で流行しているほか、東部(1.0)でも患者報告数が増加傾向です。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A2009(AH1)型、B型が東部(隠岐圏域を除く)、中部、西部で、A香港型(AH3)が第8週に中部で1例検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2型、サポウイルスが検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、アデノウイルス6型、コクサッキーウイルスA8型、エコー6型が検出されています。
○熱性疾患 :アデノウイルス6型、ヒトボカウイルスが検出されています。
○咽頭炎 :アデノウイルス2型、4型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
インフルエンザ増加横這増加 増加
感染性胃腸炎横這横這横這 増加
咽頭結膜熱増加横這急増 横這
水痘減少横這横這 減少
A群溶連菌咽頭炎増加増加横這 横這
RSウイルス感染症横這横這横這 横這×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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