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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第9週 (2/24〜3/2) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件(松江圏域1件、出雲圏域1件、隠岐圏域1件)報告され ています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :★島根県薬事衛生課からインフルエンザ流行注意報が発表されています。★
出雲圏域(32.1)、益田圏域(31.8)、雲南圏域(31.3)で警報レベル(30.0)を超える流行となっているほか、県内全域(25.8)で患者報告数が増加し、注意報レベル(10.0)を超える流行が続いています。迅速診断では、A型、B型ともに県内全域で検出されています。うがい・手洗い等感染予防を心掛けましょう。
○感染性胃腸炎 :★島根県薬事衛生課から冬季の食中毒警報が発表されています。★
県内全域(6.4)の患者報告数は、2月中旬以降ほぼ横ばいです。引き続き、手洗い等感 染予防を心掛けましょう。
○咽頭結膜熱 :出雲圏域(3.8)の患者報告数は減少傾向ですが、警報レベル(3.0)を超える流行が続い ており、引き続き注意が必要です。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部(4.6)で流行しているほか、東部(2.0)、西部(1.2)も患者報告数が増加しており 注意が必要です。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A2009型(AH1)が東部(隠岐圏域を除く)、中部、西部で、B型が中部、西部で検出され ています。A香港型(AH3)は県内全域で検出されていましたが、第7週以降検出されて いません。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2型が多数検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型が検出されています。
○肺・気管支炎 :RSウイルス、アデノウイルス6型、コクサッキーウイルスA8型、エコー6型が検出されています。
○熱性疾患 :アデノウイルス6型、ヒトボカウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
インフルエンザ増加増加増加 増加
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
咽頭結膜熱減少横這減少 横這
水痘横這横這減少 横這
A群溶連菌咽頭炎増加増加横這 増加
RSウイルス感染症横這横這横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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