⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が1件(出雲圏域)、腸管出血性大腸菌感染症(O111)が1件(大
田圏域)、梅毒が1件[1](松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○RSウイルス感染症
:中部(4.0)を中心に流行が続いています。益田圏域で患者報告数が増加傾向を示し
ており、注意が必要です。
○咽頭結膜熱
:出雲圏域(3.0)では、警報レベル(3.0)の流行が続いています。うがい・手洗い等の
感染予防を心掛けましょう。
○手足口病
:隠岐圏域を除く各圏域で患者発生があり、2週連続して患者報告数が増加していま
す。特に、雲南圏域(9.0)では、警報レベル(5.0)を超える流行となっており、注意
が必要です。
○感染性胃腸炎
:松江圏域で患者報告数が増加傾向を示しており、今後の動向に注意が必要です。
○インフルエンザ
:益田圏域で第38、39週にインフルエンザウイルスA2009型が検出されています。
○無菌性髄膜炎
:エコーウイルス6型、30型の他、コクサッキーウイルスB3型、エンテロウイルス71型
が検出されています。
○呼吸器感染症
:RSウイルス、エコーウイルス6、11型、ライノウイルス、ヒトメタニューモウイル
スが検出されています。
○手足口病
:9月以降の患者からコクサッキーウイルスA6、A16型、エンテロウイルス71型が検出さ
れています。
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし