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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2013年 第38週 (9/16〜9/22) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](松江圏域1件、隠岐圏域1件[1])報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :患者報告数は、8月上旬をピークに、県内(2.7)と減少していますが、松江圏域(5.6) では、警報レベル(5.0)を超える流行が続いています。
○ヘルパンギーナ :患者報告数は減少し、散発的な患者発生となっています。
○RSウイルス感染症 :例年より早く8月中旬から患者報告数が急増しており、松江圏域(2.7)及び出雲圏域(6.0 )を中心に流行が続いています。益田圏域(1.0)は減少し、散発的な発生となりました。
○咽頭結膜熱 :出雲圏域では、8月下旬第35週から患者報告数が増加し、第36週(5.6)、第37週(3.8) と警報レベル(3.0)を超える流行となっていましたが、第38週(1.6)と減少傾向です。
○インフルエンザ :益田圏域から第37週に引き続き10件の患者報告があり、今後の動向に注意が必要です。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域の基幹病院定点から患者報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :コクサッキーウイルスA10、A16型、エンテロウイルス71型の他、東部でコクサッキー ウイルスA9型が検出されました。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA8、A10型が検出されています。
○インフルエンザ :益田圏域でインフルエンザウイルスA2009型が検出されました。
○呼吸器感染症 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザウイルス3型、コクサ ッキーウイルスA8型、エンテロウイルス71型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :検出数は少ないですが、サポウイルス、ノロウイルスG1、G2が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :エコーウイルス6型、30型の検出が続いています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
手足口病減少減少横這 減少
ヘルパンギーナ減少減少横這 横這×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
RSウイルス感染症横這減少増加 減少
咽頭結膜熱横這横這減少 横這×
インフルエンザ横這報告なし×報告なし× 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
RSウイルス感染症発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ
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