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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2013年 第37週 (9/9〜9/15) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 破傷風が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :患者報告数は、8月上旬第32週をピークに、第37週は県内(3.8)と減少していますが、 松江圏域(6.3)及び出雲圏域(5.8)では、警報レベル(5.0)を超える流行が続いています。
○ヘルパンギーナ :患者報告数は減少し、散発的な患者発生となっています。
○RSウイルス感染症 :例年より早く8月中旬第33週から患者報告数が急増しており、第37週は県内(2.7 但し、大 田圏域及び隠岐圏域を除く)で流行しています。
○咽頭結膜熱 :出雲圏域では、8月下旬第35週から患者報告数が増加し、第37週(3.8)と警報レベル (3.0)を超える流行となっており注意が必要です。
○インフルエンザ :益田圏域から12件の患者報告がありました。医療機関において迅速診断キットでA型 インフルエンザが検出されており、今後の動向に注意が必要です。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域及び大田圏域の基幹病院定点から患者報告があり、増加傾向を示しています。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :隠岐圏域では7〜8月にコクサッキーウイルスA6型が検出されています。他の地域では6 月までコクサッキーウイルスA6型が、7月以降、東部(隠岐圏域を除く)ではコクサッ キーウイルスA16型とエンテロウイルス71型、中部ではコクサッキーウイルスA10型と エンテロウイルス71型、西部ではコクサッキーウイルスA16型が主に検出されています。
○ヘルパンギーナ :7月以降、主にコクサッキーウイルスA8、A10型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :検出数は少ないですが、サポウイルス、ノロウイルスG1、G2が検出されています。
○呼吸器感染症 :RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザウイルス3型、ボカウ イルスが検出されています。
○無菌性髄膜炎 :中部ではエコーウイルス6型、30型の検出が続いています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
手足口病横這横這横這 減少
ヘルパンギーナ減少減少横這 横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
RSウイルス感染症増加横這増加 横這
咽頭結膜熱増加横這増加 横這
インフルエンザ横這報告なし×横這× 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
RSウイルス感染症発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ
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