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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が1件[1](松江圏域)、腸管出血性大腸菌感染症(O15)が1件
(松江圏域)、腸管出血性大腸菌感染症(O157)が1件(出雲圏域)、日
本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病
:患者報告数は8月上旬をピークに減少していますが、松江・雲南・出雲・浜田・益田
圏域で患者発生が続いています。
○ヘルパンギーナ
:松江・雲南圏域でのみ散発的な患者発生がありました。
○RSウイルス感染症
:東部(2.4)の患者報告数は9月上旬をピークに減少傾向ですが、中部(3.6)では増加傾
向を示しており、いずれの圏域も流行が続いています。西部(0.1)では散発的な患者
発生となりました。
○咽頭結膜熱
:出雲圏域(1.0)では8月下旬から患者報告数が増加していましたが、9月上旬をピーク
に減少しています。隠岐圏域(3.0)で患者報告数が増加し、警報レベル(3.0)の流行とな
っています。
○インフルエンザ
:益田圏域(3.4)で9月中旬から流行が続いており、今後の動向に注意が必要です。
○無菌性髄膜炎
:出雲圏域の基幹病院定点から患者報告があります。
○インフルエンザ
:益田圏域の複数の患者からA2009型が検出されました。
○手足口病
:コクサッキーウイルスA10、A16型、エンテロウイルス71型の他、東部でコクサッキー
ウイルスA9型が検出されました。
○呼吸器感染症
:RSウイルス、ライノウイルス、ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザウイ
ルス3型、コクサッキーウイルスA8型、エンテロウイルス71型が検出されています。
○無菌性髄膜炎
:エコーウイルス6型、30型の検出が続いています。
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし