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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2013年 第35週 (8/26〜9/1) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件(浜田圏域1件、益田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感染 症(O26)が3件[1](大田圏域)、腸管出血性大腸菌感染症(O157)が1 件(出雲圏域)、破傷風が1件(浜田圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1 件(隠岐圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :患者報告数は、8月上旬第32週(8.4)をピークに、第34週(3.5)まで減少傾向を示して いましたが、第35週(4.7)に入り、再び増加傾向に転じており注意が必要です。
○ヘルパンギーナ :患者報告数は、8月上旬第32週(2.7)をピークに、第34週(0.9)まで減少傾向を示して いましたが、第35週(1.3)に入り、再び増加傾向に転じており注意が必要です。
○感染性胃腸炎 :6月中旬第25週以降、定点当りの患者報告数は5〜6人で横ばい状態です。
○RSウイルス感染症 :松江圏域(6.7)で患者報告数が急増し、雲南・出雲・益田圏域でも増加傾向を示して います。浜田圏域も散発的な患者発生が続いており、県内全域で今後の動向に注意が 必要です。
○咽頭結膜熱 :出雲圏域(2.6)で患者報告数が増加しています。
○A群溶連菌咽頭炎 :散発的な患者発生となっています。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域の基幹病院定点から患者報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :隠岐圏域ではコクサッキーウイルスA6型のみが検出されていますが、他の地域ではA6 型に加え、東部・西部ではコクサッキーウイルスA16型が、中部ではエンテロウイル ス71型が検出されており、県内では3種類のウイルスが流行しています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA6、A8、A10型、エンテロウイルス71型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :検出数は少ないですが、ノロウイルスG1、サポウイルスが検出されています。
○呼吸器感染症 :RSウイルス、パラインフルエンザウイルス3型、ボカウイルスが検出されています。
○無菌性髄膜炎 :東部・西部ではエコーウイルス6型のみが、中部ではエコーウイルス6型、30型が検出 されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
手足口病減少減少減少 減少
ヘルパンギーナ減少減少減少 横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
RSウイルス感染症増加急増増加 増加
咽頭結膜熱横這横這増加 減少×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
RSウイルス感染症発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
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推移グラフ一覧
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