○手足口病 ：患者報告数は、8月上旬第32週をピークに、第34週は県内(3.5)と減少していますが、松 江圏域(6.0)では、警報レベル(5.0)を超える流行が続いており注意が必要です。

○ヘルパンギーナ ：患者報告数は減少し、松江・雲南・益田圏域でのみ散発的な患者発生となっています。

○感染性胃腸炎 ：6月中旬第25週以降、定点当りの患者報告数は5〜6人で横ばい状態です。

○ＲＳウイルス感染症 ：松江・浜田・益田圏域で患者報告数が増加しています。出雲圏域でも散発的な患者発 生があり、今後の動向に注意が必要です。

○咽頭結膜熱 ：松江・出雲・浜田・益田圏域でのみ患者報告があります。

○A群溶連菌咽頭炎 ：出雲圏域でのみ散発的な患者報告があります。

○無菌性髄膜炎 ：出雲圏域及び隠岐圏域の基幹病院定点から患者報告があります。

○手足口病 ：隠岐圏域ではコクサッキーウイルスA6型のみが検出されていますが、他の地域ではA6 型に加え、東部・西部ではコクサッキーウイルスA16型が、中部ではエンテロウイル ス71型が検出されており、県内では3種類のウイルスが流行しています。

○ヘルパンギーナ ：コクサッキーウイルスA6、A8、A10型、エンテロウイルス71型が検出されています。

○感染性胃腸炎 ：検出数は少ないですが、ノロウイルスG1、サポウイルスが検出されています。

○呼吸器感染症 ：RSウイルス、パラインフルエンザウイルス3型、ボカウイルスが検出されています。

○無菌性髄膜炎 ：東部・西部ではエコーウイルス6型のみが、中部ではエコーウイルス6型、30型が検出 されています。