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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2013年 第33週 (8/12〜8/18) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が3件[1](松江圏域2件[1]、浜田圏域1件)、腸管出血性大腸 菌感染症(O111)が2件(雲南圏域)、腸管出血性大腸菌感染症(O157 )が1件(松江圏域)、レジオネラ症が1件(出雲圏域)報告されていま す。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内(5.5)で警報レベル(5.0)を超える流行が続いています。特に、雲南圏域(8.0)、 大田圏域(7.5)、出雲圏域(7.0)、松江圏域(6.7)、隠岐圏域(6.0)で患者報告数が多く、 引き続き注意が必要です。うがい・手洗い等の感染予防を心掛けましょう。
○ヘルパンギーナ :出雲圏域(3.2)で患者報告数が増加し、松江圏域(3.1)とともに県東部・中部を中心に 流行しています。夏期に流行する疾患として、今後の動向に引き続き注意が必要です。
○感染性胃腸炎 :6月中旬第25週以降、定点当りの患者報告数は5〜6人で横ばい状態です。
○RSウイルス感染症 :浜田・益田圏域で散発的な患者発生が続いていましたが、松江圏域でも患者報告数が 増加しています。
○咽頭結膜熱 :出雲・浜田・益田圏域でのみ患者報告があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :松江・出雲圏域でのみ散発的な患者報告があります。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域の基幹病院定点から患者報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :東部(隠岐圏域を除く)ではコクサッキーウイルスA16型が、中部・西部及び隠岐圏域 ではA6型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :エコーウイルス6型のほか、エコーウイルス30型も検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA6、A8、A10型、エンテロウイルス71型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :検出数は少ないですが、ノロウイルスG1が検出されています。
○呼吸器感染症 :RSウイルス、パラインフルエンザウイルス3型、ボカウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
手足口病横這減少増加 横這
ヘルパンギーナ横這横這増加 横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
RSウイルス感染症増加増加横這× 横這
咽頭結膜熱横這横這×横這 横這
A群溶連菌咽頭炎減少横這横這 減少×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
RSウイルス感染症発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
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