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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2013年 第31週 (7/29〜8/4) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が5件(出雲圏域1件、大田圏域2件、益田圏域2件)、腸管出 血性大腸菌感染症(026)が2件[1](雲南圏域)、腸管出血性大腸菌感 染症(O157)が1件(出雲圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏 域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内(7.1)で警報レベル(5.0)を超える流行が続いています。特に、隠岐圏域(16.0)、 松江圏域(10.6)、浜田圏域(7.0)、出雲圏域(5.6)で患者報告数が多く、引き続き注意 が必要です。うがい・手洗い等の感染予防を心掛けましょう。
○咽頭結膜熱 :西部で患者報告数が増加傾向を示しています。
○感染性胃腸炎 :患者報告数は、増減を繰り返し横ばい状態です。
○水痘 :松江・雲南・益田圏域でのみ散発的な患者報告があります。
○A群溶連菌咽頭炎 :出雲圏域で患者報告数が増加傾向を示しています。
○ヘルパンギーナ :隠岐圏域(6.0)では、先週に引き続き警報レベル(6.0)を超える流行となっています。 また、松江・出雲・大田圏域でも患者報告数が増加しており、夏期に流行する疾患と して引き続き注意が必要です。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域及び大田圏域の基幹病院定点から患者報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :東部ではコクサッキーウイルスA16型が、中部・西部ではA6型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA8、A10型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :エコーウイルス6型のほか、30型も検出されています。
○呼吸器感染症 :アデノウイルス2型、パラインフルエンザウイルス1型、3型、ボカウイルスが検出さ れています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
手足口病増加増加増加 横這
咽頭結膜熱横這横這横這 増加
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
水痘減少減少横這 横這
A群溶連菌咽頭炎減少減少横這 横這
ヘルパンギーナ増加増加増加 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
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