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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が5件(出雲圏域1件、大田圏域2件、益田圏域2件)、腸管出
血性大腸菌感染症(026)が2件[1](雲南圏域)、腸管出血性大腸菌感
染症(O157)が1件(出雲圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏
域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病
:県内(7.1)で警報レベル(5.0)を超える流行が続いています。特に、隠岐圏域(16.0)、
松江圏域(10.6)、浜田圏域(7.0)、出雲圏域(5.6)で患者報告数が多く、引き続き注意
が必要です。うがい・手洗い等の感染予防を心掛けましょう。
○咽頭結膜熱
:西部で患者報告数が増加傾向を示しています。
○感染性胃腸炎
:患者報告数は、増減を繰り返し横ばい状態です。
○水痘
:松江・雲南・益田圏域でのみ散発的な患者報告があります。
○A群溶連菌咽頭炎
:出雲圏域で患者報告数が増加傾向を示しています。
○ヘルパンギーナ
:隠岐圏域(6.0)では、先週に引き続き警報レベル(6.0)を超える流行となっています。
また、松江・出雲・大田圏域でも患者報告数が増加しており、夏期に流行する疾患と
して引き続き注意が必要です。
○無菌性髄膜炎
:出雲圏域及び大田圏域の基幹病院定点から患者報告があります。
○手足口病
:東部ではコクサッキーウイルスA16型が、中部・西部ではA6型が検出されています。
○ヘルパンギーナ
:コクサッキーウイルスA8、A10型が検出されています。
○無菌性髄膜炎
:エコーウイルス6型のほか、30型も検出されています。
○呼吸器感染症
:アデノウイルス2型、パラインフルエンザウイルス1型、3型、ボカウイルスが検出さ
れています。
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし