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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2013年 第30週 (7/22〜7/28) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 腸管出血性大腸菌感染症(026)が3件(雲南圏域)報告されていま す。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病 :県内全域で流行が続いています。特に、松江圏域(11.6)及び出雲圏域(5.8)では、定 点当りの患者報告数が増加し、警報レベル(5.0)を超えており注意が必要です。うが い・手洗い等の感染予防を心掛けましょう。
○咽頭結膜熱 :松江・出雲・大田・益田圏域で散発的な患者報告があります。
○感染性胃腸炎 :患者報告数は、増減を繰り返し横ばい状態です。
○水痘 :患者報告数は、増減を繰り返し横ばい状態です。
○A群溶連菌咽頭炎 :患者報告数は減少しており、散発的な発生となっています。
○ヘルパンギーナ :松江圏域(4.4)及び隠岐圏域(10.0)で患者報告数が増加し、特に隠岐圏域では、定点 当りの患者報告数が警報レベル(6.0)を超える流行となっています。夏期に流行する 疾患として、今後の動向に注意が必要です。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域の基幹病院定点で、6月下旬から患者報告が続いています。
3)主な病原体の分離状況等
○手足口病 :東部ではコクサッキーウイルスA16型が、中部・西部ではA6型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :エコーウイルス6型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA8、A10型が検出されています。
○呼吸器感染症 :アデノウイルス2型、パラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
手足口病増加増加増加 減少
咽頭結膜熱横這横這横這 横這
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
水痘横這減少横這 横這
A群溶連菌咽頭炎減少減少横這 横這
ヘルパンギーナ増加増加横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
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