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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2012年 第52週 (12/24〜12/30) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が5件(松江圏域1件、出雲圏域1件、浜田圏域2件、益田圏域 1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :報告患者数は東部では依然増加していますが、中部、西部では減少に転じ、県内全域 の定点あたりの報告患者数は16.4と減少傾向です。県庁薬事衛生課から冬季の食中毒 警報が発表されています。手洗いをしっかり行い、食品の取り扱いにも注意しましょう。
○インフルエンザ :県内全域で患者報告が認められるようになり、特に浜田圏域では定点あたり3.2と増 加しています。今後、流行期に入りますので、手洗い・うがいを心掛けましょう。
○RSウイルス感染症 :東部では流行が続いていますが、中部・西部の流行は治まりつつあります。
○マイコプラズマ肺炎 :浜田圏域で散発的な患者報告がありました。
○水痘 :東部・西部で流行しています。全域では例年並みの流行となっており、流行のピーク となっています。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :西部で第51週にインフルエンザウイルスA香港型が検出されました。西部では迅速診 断キットによりA型およびB型が検出されています。
○上気道炎・気管支炎 :RSウイルス、パラインフルエンザウイルス2型、コクサッキーウイルスA2、A5型、エコー ウイルス6、18型、ライノウイルスが検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG1,G2型、サポウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
感染性胃腸炎横這増加減少 減少
RSウイルス感染症減少横這横這 急減
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這
水痘横這増加横這 減少
インフルエンザ増加横這横這 増加
マイコプラズマ肺炎横這報告なし×横這× 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ マイコプラズマ肺炎発生推移グラフ
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