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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が5件(松江圏域1件、出雲圏域1件、浜田圏域2件、益田圏域
1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎
:報告患者数は東部では依然増加していますが、中部、西部では減少に転じ、県内全域
の定点あたりの報告患者数は16.4と減少傾向です。県庁薬事衛生課から冬季の食中毒
警報が発表されています。手洗いをしっかり行い、食品の取り扱いにも注意しましょう。
○インフルエンザ
:県内全域で患者報告が認められるようになり、特に浜田圏域では定点あたり3.2と増
加しています。今後、流行期に入りますので、手洗い・うがいを心掛けましょう。
○RSウイルス感染症
:東部では流行が続いていますが、中部・西部の流行は治まりつつあります。
○マイコプラズマ肺炎
:浜田圏域で散発的な患者報告がありました。
○水痘
:東部・西部で流行しています。全域では例年並みの流行となっており、流行のピーク
となっています。
○インフルエンザ
:西部で第51週にインフルエンザウイルスA香港型が検出されました。西部では迅速診
断キットによりA型およびB型が検出されています。
○上気道炎・気管支炎
:RSウイルス、パラインフルエンザウイルス2型、コクサッキーウイルスA2、A5型、エコー
ウイルス6、18型、ライノウイルスが検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスG1,G2型、サポウイルスが検出されています。
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし