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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2012年 第32週 (8/6〜8/12) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が5件(松江圏域3件、雲南圏域1件、大田圏域1件)、腸管出 血性大腸菌感染症が3件[1](松江圏域O121:1件、出雲圏域O145:2 件[1])、ウイルス性肝炎が1件(B型:出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ :東部では報告患者数がさらに減少しました。中部、西部では横ばいです。
○手足口病 :夏に流行する感染症ですが、県内での患者報告は松江圏域の1名のみでした。全国的 にはコクサッキーウイルスA16型による手足口病が東日本で流行していますが、西日 本では目立った流行は認められていません。
○咽頭結膜熱 :松江・出雲圏域で散発的な患者報告がありました。
○A群溶連菌咽頭炎 :散発的な患者発生が続いています。
○感染性胃腸炎 :第26週以降、定点あたりの報告患者数5〜7人で横ばいです。
○マイコプラズマ肺炎  :出雲・大田圏域で患者報告がありました。浜田圏域では患者報告が続いています。
3)主な病原体の分離状況等
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA4型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :エコーウイルス9型が検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA4型が検出されています。
○発疹症 :エコーウイルス9型が検出されています。
○熱性疾患 :コクサッキーウイルスA4、A12型、パラインフルエンザウイルス2、3型、ヒトメタニューモウイルス が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
咽頭結膜熱横這横這減少 横這×
ヘルパンギーナ減少減少横這 横這
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這
手足口病横這横這報告なし× 報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這
流行性耳下腺炎横這横這増加 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
凡例

推移グラフ一覧
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