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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が5件(松江圏域3件、雲南圏域1件、大田圏域1件)、腸管出
血性大腸菌感染症が3件[1](松江圏域O121:1件、出雲圏域O145:2
件[1])、ウイルス性肝炎が1件(B型:出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ
:東部では報告患者数がさらに減少しました。中部、西部では横ばいです。
○手足口病
:夏に流行する感染症ですが、県内での患者報告は松江圏域の1名のみでした。全国的
にはコクサッキーウイルスA16型による手足口病が東日本で流行していますが、西日
本では目立った流行は認められていません。
○咽頭結膜熱
:松江・出雲圏域で散発的な患者報告がありました。
○A群溶連菌咽頭炎
:散発的な患者発生が続いています。
○感染性胃腸炎
:第26週以降、定点あたりの報告患者数5〜7人で横ばいです。
○マイコプラズマ肺炎
:出雲・大田圏域で患者報告がありました。浜田圏域では患者報告が続いています。
○ヘルパンギーナ
:コクサッキーウイルスA4型が検出されています。
○無菌性髄膜炎
:エコーウイルス9型が検出されています。
○手足口病
:コクサッキーウイルスA4型が検出されています。
○発疹症
:エコーウイルス9型が検出されています。
○熱性疾患
:コクサッキーウイルスA4、A12型、パラインフルエンザウイルス2、3型、ヒトメタニューモウイルス
が検出されています。
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし