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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が6件[2](松江圏域1件、雲南圏域1件、出雲圏域2件[1]、浜
田圏域1件[1]、益田圏域1件)、つつが虫病が1件(雲南圏域)、日本
紅斑熱が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○咽頭結膜熱
:松江圏域で患者報告が多くなっています。県内全域でも増減を繰り返しながら、徐々に
増加しています。
○ヘルパンギーナ
:西部では引き続き流行し、東部・中部でも増加しつつあります。初夏に流行する感染症
ですので動向に注意してください。
○A群溶連菌咽頭炎
:出雲圏域で報告患者数が増加傾向です。他の地域も報告患者数が多い状態です。
○水痘
:県内全域の報告患者数は横ばいです。
○感染性胃腸炎
:県内全域で報告患者数が多い状態が続いていますが、第21週以降、漸減傾向です。
○伝染性紅斑
:益田圏域では報告患者数が多い状態が続いています。
○マイコプラズマ肺炎
:浜田圏域で報告患者数が増加しました。
○ヘルパンギーナ
:コクサッキーウイルスA4型が検出されています。
○無菌性髄膜炎
:コクサッキーウイルスB5型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスG2型、腸管アデノウイルス、A群ロタウイルス、アストロウイルス、サポウイルス
が検出されています。
○熱性疾患
:コクサッキーウイルスB5型、RSウイルス、パラインフルエンザウイルス2型、ライノウイルス、
ヒトボカウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
咽頭結膜熱 | ○ | ○ | △ | △ |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ○ | ◎ |
水痘 | ○ | △ | ○ | ○ |
マイコプラズマ肺炎 | ◎ | × | × | ◎ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし