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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2012年 第23週 (6/4〜6/10) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](松江圏域1件[1]、大田圏域1件)、腸管出血性大腸 菌感染症が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :松江・益田圏域でも散発的な患者発生となり、流行はほぼ終息しました。
○ヘルパンギーナ :西部で流行しています。初夏に流行する感染症ですので他の地域でも動向に注意して ください。
○A群溶連菌咽頭炎 :大田圏域で複数の患者報告がありましたが、他の地域は散発的な発生となりました。
○水痘 :県内全域の報告患者数は横ばいです。
○感染性胃腸炎 :西部で報告患者数が多い状態が続いていますが、他の地域は減少傾向です。
○伝染性紅斑 :益田圏域では多い状態が続いています。
○マイコプラズマ肺炎  :雲南・浜田圏域で患者報告が続いています。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :4月以降、B型のみが検出されていましたが、第19週に西部、第21週に中部でA香港(AH3) 型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA4型が検出されました。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB5型が検出されました。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2型、腸管アデノウイルス、A群ロタウイルス、アストロウイルス、サポウイルス が検出されています。
○熱性疾患 :コクサッキーウイルスB5型、RSウイルス、ライノウイルス、ヒトボカウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 増加 横這 横這 増加
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 × 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
感染性胃腸炎 減少 横這 減少 横這
伝染性紅斑 減少 減少 横這 × 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
咽頭結膜熱発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧

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