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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が4件[うち無症状病原体保有者が1件](松江圏域1件、大田圏域1件、浜田圏域1件、益田圏域1件)、
腸管出血性大腸菌感染症が2件(O157:出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○RSウイルス感染症
:松江、出雲圏域で患者報告が続いています。全国的に例年より早い時期から報告患者
数が増加しており、今後の動向に注意が必要です。
○手足口病
:県内全域で報告患者数は横這いです。
○ヘルパンギーナ
:県内全域の報告患者数は減少傾向です。松江圏域でも減少し、その他の地域では散発
的な報告です。
○伝染性紅斑
:東部・西部で患者報告が続いています。
○マイコプラズマ肺炎
:西部で複数の患者報告がありました。
○手足口病
:9月以降、コクサッキーウイルスA10、A16型が検出されています。
○熱性疾患
:コクサッキーウイルスB4型、エコーウイルス3型、ヒトメタニューモウイルスが検出さ
れています。
○咽頭炎
:RSウイルス、エコーウイルス3型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:ノロウイルスG2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
RSウイルス感染症 | ○ | ○ | ○ | × |
手足口病 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
伝染性紅斑 | ○ | ○ | × | ○ |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | △ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | △ | ○ |
マイコプラズマ肺炎 | ◎ | × | × | ◎ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし