⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が7件(松江圏域1件、出雲圏域5件、益田圏域1件)、つつが
虫病が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○RSウイルス感染症
:出雲圏域で報告患者数が増加しました。全国的に例年より早い時期から報告患者数が
増加しており、今後の動向に注意が必要です。
○手足口病
:県内全域の報告患者数はさらに減少しました。益田圏域では報告患者数が激減しまし
たが、松江圏域では横這い状態です。
○ヘルパンギーナ
:県内全域の報告患者数は減少傾向です。松江圏域でやや多い状態が続いています
が、その他の地域では散発的な報告です。
○伝染性紅斑
:益田圏域で患者報告数が増加しました。他の地域では散発的な報告です。
○流行性耳下腺炎
:東部・中部で患者報告がやや多くなっています。
○手足口病
:大流行したコクサッキーウイルスA6型は8月前半で検出されなくなり、以降はコクサ
ッキーウイルスA16型が主に検出されています。
○ヘルパンギーナ
:8月下旬からはコクサッキーウイルスA10型が主に検出されています。
○熱性疾患
:コクサッキーウイルスB4型、エコーウイルス3型、ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
○咽頭炎
:RSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
RSウイルス感染症 | ○ | △ | ○ | × |
手足口病 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
伝染性紅斑 | ◎ | ○ | △ | ◎ |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | △ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | ○ | × |
水痘 | △ | ○ | △ | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし