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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が1件(益田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○手足口病
:県内全域でさらに減少し、今週は定点当り5.5人となりました。益田圏域では報告患
者数が多い状態が続いています。
○ヘルパンギーナ
:県内全域の報告患者数は8月末から再び増加していましたが、第36週をピークに減少
に転じています。松江圏域でやや多く、その他の地域では散発的な報告です。
○RSウイルス感染症
:各地域で患者報告がありました。全国的に例年より早い時期から患者報告があり、今
後の動向に注意が必要です。
○伝染性紅斑
:松江・益田圏域で患者報告が続いています。流行が続いていた出雲圏域からの患者報
告が0となりました。
○流行性耳下腺炎
:県内全域の報告患者数は例年並みですが、松江・出雲圏域の報告がやや多くなってい
ます。
○手足口病
:コクサッキーウイルスA6、A10、A16型が検出されており、8月以降はコクサッキーウ
イルスA16型の検出割合が増加しています。
○ヘルパンギーナ
:コクサッキーウイルスA6、A10型が検出されています。
○熱性疾患
:コクサッキーウイルスB4、ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
○咽頭炎
:RSウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
手足口病 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ヘルパンギーナ | ○ | ○ | △ | × |
RSウイルス感染症 | ○ | △ | △ | △ |
伝染性紅斑 | ○ | ○ | × | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | ○ | ○ |
無菌性髄膜炎 | × | × | × | × |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし