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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が3件(出雲圏域1件、益田圏域2件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○手足口病
:県内全域で8月末から再び増加していましたが、先週(36週)をピークに減少に転じ、
今週(37週)は定点当り7.2人となっています。益田圏域からの報告が多くあります。
○ヘルパンギーナ
:松江圏域で報告が多く、その他の地域では散発的な報告です。
○RSウイルス感染症
:松江圏域で患者報告がありました。全国的に例年より早い時期での患者報告であり、
今後の動向に注意が必要です。
○伝染性紅斑
:散発的な報告となっていますが、西部でやや増加傾向にあります。
○流行性耳下腺炎
:県内全域の報告患者数は漸減傾向ですが、中部の報告がやや多く、西部でも再び増加
しています。
○手足口病
:コクサッキーウイルスA6、A10、A16型が検出されており、8月以降はコクサッキーウ
イルスA16型の検出割合が増加しています。
○ヘルパンギーナ
:コクサッキーウイルスA6、A10型が検出されています。
○感染性胃腸炎
:サポウイルス、ノロウイルスG1、G2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
手足口病 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ヘルパンギーナ | ○ | ◎ | ○ | △ |
RSウイルス感染症 | △ | △ | × | × |
伝染性紅斑 | ○ | ○ | △ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | △ | ○ | ○ |
水痘 | ○ | ○ | △ | ○ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし