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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
結核が3件(雲南圏域1件、益田圏域1件、隠岐圏域1件)報
告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ
:依然県内全域で流行しています。県全体の報告患者数は定点当たり12.5と注意報
レベル(定点当たり10以上)ですが、前の週より減少しています。各圏域で報告患者数が
減少している中、益田圏域のみ増加しています。インフルエンザ(H1N1)2009の流
行はほぼ終息し、A香港型(AH3)及びB型の流行が拡大しています。
○感染性胃腸炎 :県内全域で報告患者数の増減を繰り返しながら流行しています。ノロウイルスに加え てA群ロタウイルスの流行も起きていますので、今後とも予防に心掛けてください。
○伝染性紅斑 :東部・中部を中心に患者発生が続き、特に出雲圏域では小流行が続いています。 患者は10歳以下の小児ですが、妊婦が感染すると約30%が胎児水腫や流・死産になる ことがありますので予防に心掛けてください。
○感染性胃腸炎 :県内全域で報告患者数の増減を繰り返しながら流行しています。ノロウイルスに加え てA群ロタウイルスの流行も起きていますので、今後とも予防に心掛けてください。
○伝染性紅斑 :東部・中部を中心に患者発生が続き、特に出雲圏域では小流行が続いています。 患者は10歳以下の小児ですが、妊婦が感染すると約30%が胎児水腫や流・死産になる ことがありますので予防に心掛けてください。
○インフルエンザ
:A香港型ウイルス(AH3)及びB型ウイルスが検出されています。インフルエンザウイル
ルス(AH1pdm)は第11週以降検出されていません。
○感染性胃腸炎 :A群ロタウイルス及びノロウイルスG2型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :A群ロタウイルス及びノロウイルスG2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 | 全県 | 東部 | 中部 | 西部 |
---|---|---|---|---|
インフルエンザ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
感染性胃腸炎 | ○ | ○ | ◎ | ○ |
A群溶連菌咽頭炎 | ○ | ○ | ○ | △ |
伝染性紅斑 | ◎ | ○ | ◎ | △ |
流行性耳下腺炎 | ○ | ○ | △ | ○ |
咽頭結膜熱 | ○ | ○ | ○ | △ |
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移
:急増 :増加傾向
:急減 :減少傾向
:横這 :報告なし