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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2011年 第13週 (3/28〜4/3) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(雲南圏域1件、益田圏域1件、隠岐圏域1件)報 告されています。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :依然県内全域で流行しています。県全体の報告患者数は定点当たり12.5と注意報 レベル(定点当たり10以上)ですが、前の週より減少しています。各圏域で報告患者数が 減少している中、益田圏域のみ増加しています。インフルエンザ(H1N1)2009の流 行はほぼ終息し、A香港型(AH3)及びB型の流行が拡大しています。
○感染性胃腸炎 :県内全域で報告患者数の増減を繰り返しながら流行しています。ノロウイルスに加え てA群ロタウイルスの流行も起きていますので、今後とも予防に心掛けてください。
○伝染性紅斑 :東部・中部を中心に患者発生が続き、特に出雲圏域では小流行が続いています。 患者は10歳以下の小児ですが、妊婦が感染すると約30%が胎児水腫や流・死産になる ことがありますので予防に心掛けてください。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :A香港型ウイルス(AH3)及びB型ウイルスが検出されています。インフルエンザウイル ルス(AH1pdm)は第11週以降検出されていません。
○感染性胃腸炎 :A群ロタウイルス及びノロウイルスG2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
インフルエンザ 横這 横這 減少 横這
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 減少 横這
伝染性紅斑 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 増加 横這 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
伝染性紅斑発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
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