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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2010年 第16週 (4/19〜4/25) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が2件(出雲圏域1件、隠岐圏域1件)、A型肝炎が1件 (出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :県内全域で流行しています。第16週は東・中部の患者報告数が増加しました。また、 年齢別では1歳から4歳の小児が2/3を占めています。
○手足口病 :徐々に報告患者数が増加しており、流行が拡大する兆しがあります。また、原因ウ イルスとして、経過中に脳炎及び髄膜炎を併発し、重症化の報告のあるエンテロウイ ルス71型が分離されており注意が必要です。
○水痘 :患者報告数の増減を繰り返しながら、小規模な流行が長期間続いています。
○ヘルパンギーナ :患者報告数は少数ですが、例年の傾向から今後流行期を迎えると予想されます。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :ノロウイルス(G2型)、A群ロタウイルス、腸管アデノウイルスが検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA5型及びエンテロウイルス71型が分離されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA5型が分離されています。
○気管支炎 :ヒトメタニューモウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 増加 増加 増加 減少
手足口病 増加 横這 増加 増加
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 減少
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 減少

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
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