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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2009年 第33週 (8/10〜8/16) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が1件(隠岐圏域)報告されています。
○新型インフルエンザ:集団発生事例の届出数(確定例と疑似症例)及び、集団発生事例
届出数 :新型インフルエンザが58件(松江圏域11件、雲南圏域3件、出雲圏域33件、浜田圏域5 件、益田圏域3件、大田圏域3件)報告されています。
集団発生事例 :第33週は、松江圏域の高校3例、雲南圏域の小学校1例、出雲圏域の高校3例(内2例 は1つの高校で起こっています)と福祉施設1例、浜田圏域の社会福祉施設1例及び益田 圏域の社会福祉施設1例、計10例の集団発生がありました。全数把握から集団発生事 例把握に切り替わった7月10日以降、島根県で発生した集団事例は、計16例となりました。
2)定点報告5類感染症
○インフルエンザ :新型インフルエンザの報告患者数が増加しています。
○ヘルパンギーナ :第33週は、東・中部では報告患者数は減少し、西部では報告患者数が増加しました。 また、隠岐圏域の集団発生は縮小しました。
○手足口病 :県内全域で小規模な流行が続いています。今後も流行は長期間続くと予想されます。
○流行性耳下腺炎 :益田圏域で報告患者数が増加しています。この疾患は2006年以降大規模な流行が起 こっていないことから今後の動向に注意する必要があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザから新型インフルエンザウイルス(AH1pdm)が検出されています。
○ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA9型、A10型が分離されています。
○感染性胃腸炎からからノロウイルスGTが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
インフルエンザ 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 減少 減少 減少 増加
手足口病 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
流行性耳下腺炎 横這 横這 横這 × 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
手足口病発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ
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