結核が4件(松江圏域2件、浜田圏域1件、益田圏域1件)報告されています。

○インフルエンザ ：県内全域で報告患者数が激減しました。今後、流行は終息に向かうと思われます。
○感染性胃腸炎 ：県内全域のノロウイルスによる流行に加え、松江圏域を中心にA群ロタウイルスに よる流行が拡がっています。
○水痘 ：県内全域で報告患者数が急増しました。年齢区分別では、1〜4歳の乳幼児が殆どで す。
○A群溶連菌咽頭炎 ：県内全域で報告患者数の増減を繰り返しながら長期間流行が続いています。
○ＲＳウイルス感染症 ：松江、出雲、浜田圏域で少数の患者報告がありました。
○咽頭結膜熱 ：夏季に流行する疾患です。現在は県内全域で小規模な流行が続いています。

　感染性胃腸炎からはノロウイルスGII型の検出が少なくなり、A群ロタウイルスが松江圏域を中心に検出さ れています。また、インフルエンザからはインフルエンザウイルスAソ連型とインフルエンザウイルスA香港 型及びインフルエンザウイルスB型が分離されていますが、最近はインフルエンザウイルスB型の分離割合が 増えています。また、2月後半から3月中旬の間に東・中・西部の検体から分離したインフルエンザウイルス Aソ連型10株についてｵｾﾙﾀﾐﾋﾞﾙ(商品名：ﾀﾐﾌﾙ)耐性ﾏｰｶｰH275Yの検出を行った結果全てが陽性でした。