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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第47週 (11/17〜11/23) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が5件(松江圏域1件、出雲圏域3件、益田圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :県内全域で報告患者数が徐々に増加してきました。今後冬季に入りノロウイルス等 のウイルス性感染性胃腸炎が流行しますので、手洗い、食品の加熱等、感染予防に心 掛けて下さい。
○インフルエンザ :松江圏域で流行が始まりました。今後、県内全域に流行が拡大しますので、マスク の着用、うがい、手洗い等、感染予防に心掛けて下さい。
○A群溶連菌咽頭炎 :出雲圏域の報告患者数が増加し、流行が拡大してきています。うがい、手洗い等、 感染予防に心掛けて下さい。
○水痘 :県内の報告患者数が徐々に増加してきました。今後冬季に入り流行は更に拡大しま すので動向に注意して下さい。
○咽頭結膜熱 :松江、出雲圏域で小流行しています。今後も小流行は続きますので、洗眼、手洗い の励行及びタオルの共同使用を控える等、感染予防に心掛けて下さい。
○RSウイルス感染症 :松江圏域に続き、今週は益田圏域でも患者報告がありました。今後、県内全域に流 行が拡大しますので、うがい、手洗い等、感染予防に心掛けて下さい。
3)主な病原体の分離状況等
 インフルエンザからAH3型(A香港型)、無菌性髄膜炎からコクサッキーウイルスB2型及びB3型、ヘルパンギー ナからコクサッキーウイルスB2型、手足口病からコクサッキーウイルスA10型、A16型及びパレコウイルス3 型、発熱からコクサッキーウイルスA10型、B2型及びエコーウイルス18型、咽頭結膜熱からアデノウイルス3 型が分離されています。また、感染性胃腸炎からノロウイルスGII型とサポウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
インフルエンザ 横這 増加 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 減少 増加 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這 ×
RSウイルス感染症 横這 横這 横這 × 増加

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ
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