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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第46週 (11/10〜11/16) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(雲南圏域2件、出雲圏域1件)、梅毒が1件(松江圏域)報告されてい ます。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :県内全域で報告患者数が徐々に増加してきました。今後冬季に入りウイルス性感染 性胃腸炎が流行しますので、手洗い、食品の加熱等、感染予防に心掛けて下さい。
○A群溶連菌咽頭炎 :松江圏域の報告患者数は減少傾向ですが、依然出雲圏域では小流行が続いていま す。うがい、手洗い等、感染予防に心掛けて下さい。
○水痘 :県内の報告患者数が徐々に増加してきました。今後冬季に入り流行は拡大しますの で動向に注意して下さい。
○咽頭結膜熱 :冬季に入り大規模な流行は起きませんが、今後も県内全域で小流行は続きます。洗 眼、手洗いの励行及びタオルの共同使用を控える等、感染予防に心掛けて下さい。
○RSウイルス感染症 :松江圏域で小流行が起こっています。今後、県内全域に流行が拡大しますので、う がい、手洗い等、感染予防に心掛けて下さい。
○インフルエンザ :今年は例年より早く患者の報告がありました。マスクの着用、うがい、手洗い等、 感染予防に心掛けて下さい。
3)主な病原体の分離状況等
 無菌性髄膜炎からコクサッキーウイルスB2型及びB3型、ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスB2型、 手足口病からコクサッキーウイルスA10型及びA16型、発熱からコクサッキーウイルスA10型、B2型及びエコー ウイルス18型、咽頭結膜熱からアデノウイルス3型、インフルエンザからAH3型(A香港型)が分離されていま す。また、感染性胃腸炎からノロウイルスGII型とサポウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這 ×
RSウイルス感染症 横這 横這 横這 × 報告なし ×
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這 ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
咽頭結膜熱発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
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