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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第30週 (7/21〜7/27) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が2件(浜田圏域1件、益田圏域1件)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :今週は中部の報告患者数が減少したことで、県内全域の流行はますます縮小してき ました。今後は細菌性の流行が長期間続きますので、手洗い、食品の加熱等の予防に 心掛けてください。
○手足口病 :松江圏域、雲南圏域で小規模に流行し、益田圏域で流行しています。この流行は今 後も長期間続きますので動向に注意してください。
○ヘルパンギーナ :隠岐を除く県内全域で小規模な流行が起こっています。今後、県内全域で流行が拡 大しますので動向に注意してください。
○水痘 :県内全域で少数の患者報告が続いています。今後も小規模な流行が長期間続きますの で予防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :中部の報告患者数が減少したことで、県内全域の流行規模は更に縮小しました。
○咽頭結膜熱 :県内全域で患者の増減を繰り返しながら小規模な流行が長期間続いています。
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○無菌性髄膜炎:出雲圏域で小規模な流行が 続いています。小児での発症が多いとされていますが、成人での報告もあります。
○マイコプラズマ肺炎:
雲南圏域で小規模な流行が続いています。
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3)主な病原体の分離状況等

 ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA2型とA4型及びA16型、手足口病からコクサッキーウイルスA16 型、咽頭炎からコクサッキ−ウイルスB5型とエコーウイルス18型、発熱疾患からコクサッキ−ウイルスB3型 とエコーウイルス18型、咽頭結膜熱からエコーウイルス18型、無菌性髄膜炎からエコーウイルス18型とコク サッキーウイルスB3型が分離されています。感染性胃腸炎からはコクサッキ−ウイルスB3型とB5型及び腸管 アデノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 減少 横這
手足口病 横這 減少 横這 増加
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 横這 ×
A群溶連菌咽頭炎 減少 横這 減少 横這 ×
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
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