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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第27週 (6/30〜7/6) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が8件(松江圏域4件、大田圏域2件、隠岐圏域2件)、日本紅斑熱が1件(出 雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :県内全域で小規模に流行しています。今後も流行は続きますので、手洗い、食品の加 熱等の予防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域で小規模に流行しています。今週は出雲圏域の報告患者数が減少しました が、依然他の圏域より報告患者数は多いです。
○手足口病 :2003年に大規模の流行がありましたが、その後は小規模な流行に留まっています。 今週は東・中部の報告患者数が増加しました。今後、県内全域に拡大すると思われま すので手洗いやうがい等の予防に心掛けてください。
○ヘルパンギーナ :過去の5年間の内で、今年は最も小規模な発生状況です。
○水痘 :県内全域で報告患者数は減少していますが、今後も小規模な流行が続きますので予 防に心掛けてください。
○咽頭結膜熱 :例年、この時期に流行のピークをむかえていましたが、今年は大規模な流行が起こ る兆しはないようです。
3)主な病原体の分離状況等
 ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA2型とA4型、手足口病からコクサッキーウイルスA16型、発熱 疾患からコクサッキ−ウイルスB5型とエコーウイルス18型、咽頭結膜熱からアデノウイルス2型と3型、エコー ウイルス18型が分離されています。感染性胃腸炎からはA群ロタウイルス、ノロウイルスGII、腸管アデノウ イルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 減少 横這
手足口病 増加 増加 増加 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 減少 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
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