トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第26週 (6/23〜6/29) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が4件(雲南圏域1件、浜田圏域2件、益田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感 染症が3件(雲南圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :A群ロタウイルス、ノロウイルスによる流行はほぼ終息しましたが、依然、全県下 で小規模に流行しています。今後も流行は続きますので、手洗い、食品の加熱等の予 防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域で小流行しています。今週は出雲圏域の報告患者数が減少しましたが、依 然他の圏域より報告患者数は多いです。
○水痘 :県下全域で報告患者数は減少していますが、今後も小流行が続きますので予防に心 掛けてください。
○ヘルパンギーナ :東部は小規模流行しています。今後、県内全域に拡大すると思われますので動向に 注意してください。
○手足口病 :松江圏域、出雲圏域、益田圏域で数名の患者報告が続いています。今後、県内全域 に拡大すると思われますので手洗いやうがい等の予防に心掛けてください。
○咽頭結膜熱 :例年、この時期に流行のピークをむかえていましたが、今年は大規模な流行が起こ る兆しはないようです。
3)主な病原体の分離状況等
 東部のヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA2型、西部のヘルパンギーナからコクサッキーウイルス A4型、手足口病からコクサッキーウイルスA16型、西部の発熱疾患からコクサッキ−ウイルスB5型、エコー ウイルス18型、髄膜炎からコクサッキーウイルスB3型が分離されています。感染性胃腸炎からはA群ロタウ イルス、ノロウイルスGII、腸管アデノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 横這 減少 横這
水痘 減少 減少 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這 ×
手足口病 横這 横這 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター カウンター