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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第37週 (9/10〜9/16) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(松江圏域2件、浜田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感染症が1件(大田 圏域)、日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○手足口病 :県内全域で再び流行しています。特に、松江・出雲圏域で患者が増加しています。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域でエコーウイルス30型が流行しており、患者が急増しています。
○感染性胃腸炎 :中部を中心にノロウイルスによる流行が起こっており、中部の報告患者数が増加し ています。
○A群溶連菌咽頭炎 :流行の規模は縮小ましたが、依然全県で流行が続いています。
○咽頭結膜熱 :松江圏域で小規模な流行が続いていますが、その他の地域は流行していません。
○RSウイルス感染症 :例年より早く、出雲圏域で報告数が増加し始めています。今後冬季に向かい流行の 拡大に要注意です。
3)主な病原体の分離状況等
 手足口病からエンテロウイルス71型とコクサッキーA16型が、ヘルパンギーナからコクサッキーA3、5型と B4型が、無菌性髄膜炎からエコーウイルス30型が分離されています。感染性胃腸炎からはノロウイルスGII と腸管アデノウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
手足口病 増加 増加 増加 横這
感染性胃腸炎 横這 横這 増加 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 × 報告なし ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
RSウイルス感染症 横這 報告なし × 横這 報告なし ×
無菌性髄膜炎 増加 報告なし × 増加 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ 無菌性髄膜炎発生推移グラフ
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