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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第28週 (7/9〜7/15) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が2件(出雲圏域1件、浜田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲 圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ :全県で大規模な流行がとなっていますが、ピークを超えました。今後は徐々に縮小 すると思われます。
○手足口病 :全県で流行しています。今後更に流行が拡大すると思われますので感染予防に気を 付けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :東・中部の患者報告数は減少してきましたが、依然全県で流行が続いています。
○咽頭結膜熱 :主に東部、中部で患者数の増減を繰り返しながら流行しています。
○伝染性紅斑 :東日本で報告数が増加していますが、島根県を始め西日本ではあまり多くありません。
○麻しん :ここ数週間、新たな患者の報告はありません。県内の流行はほぼ終息しました。
3)主な病原体の分離状況等
 咽頭結膜熱からアデノウイルス5型が、手足口病、ヘルパンギーナからコクサッキーA6型が分離され、感 染性胃腸炎からA群ロタウイルス、ノロウイルス(GI、GII)、腸管アデノウイルス、アストロウイルスと多 種類のウイルスが検出されています。また、松江で発生した食中毒事例からカンピロバクターが、出雲で発 生した感染症事例から腸管出血性大腸菌O157が分離されました。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
ヘルパンギーナ 増加 増加 増加 増加
手足口病 増加 増加 増加 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 減少 × 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 減少 減少 横這
水痘 減少 横這 横這 横這
麻しん 報告なし × 報告なし × 報告なし × 報告なし ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 麻しん発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
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