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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2007年 第29週 (7/16〜7/22) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が4件(雲南圏域1件、出雲圏域1件、浜田圏域2件)、ウイルス性肝炎が1件 (益田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○ヘルパンギーナ :全県で流行していますが、ピークは過ぎ、今後徐々に縮小すると思われます。
○手足口病 :東部の患者報告数が減少しましたが、依然全県で流行しています。今後は患者数の 増減を繰り返しながら流行していくと思われます。
○A群溶連菌咽頭炎 :患者報告数は減少してきましたが、依然中部を中心として全県で流行が長期間続い ています。
○咽頭結膜熱 :昨年は全国的に大規模な流行でしたが、今年はやや小規模な流行に留まっています。
○伝染性紅斑 :東日本で報告数が増加していますが、島根県を始め西日本ではあまり多くありません。
○水痘 :全県で患者報告数が減少しています。今後、流行は更に縮小します。
3)主な病原体の分離状況等
 咽頭結膜熱からアデノウイルス5、6型が、手足口病からエンテロウイルス71型とコクサッキーA6型が、ヘ ルパンギーナからコクサッキーA6型が分離され、感染性胃腸炎からA群ロタウイルス、ノロウイルス(GI、 GII)、腸管アデノウイルス、アストロウイルスと多種類のウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
ヘルパンギーナ 横這 減少 減少 横這
手足口病 横這 減少 横這 横這
咽頭結膜熱 減少 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 減少 横這 減少 横這 ×
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
伝染性紅斑 横這 × 横這 × 横這 × 横這 ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 伝染性紅斑発生推移グラフ
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